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コラム
中国のヨーロッパにおける特許出願件数が第3位に上昇、ファーウェイ、寧徳時代が企業出願ランキングトップ10入り

2026/4/28 16:05:33

欧州特許庁(EPO)がこのほど発表した2025年技術ダッシュボードレポートによると、昨年EPOが受理した特許出願件数は過去最高を更新し、20万1974件に達し、前年同期比で1.4%増加した。そのうち、中国は2万2031件の特許出願(前年同期比で9.7%増加した)実績で、初めてランキングで世界第3位に上昇し、かつ、増加速度が出願件数上位5カ国の中で最も速く、世界の10.9%を占め、デジタル通信が中国において特許出願件数が最も多い分野となり、交通輸送及び半導体分野は何れも前年同期比で30%を超えると増加速度が最も速くなっている。これは、中国企業のヨーロッパ市場における技術ポートフォリオと世界的な影響力の躍進が加速していることを示している。


2025年に欧州特許庁へ特許出願をした全ての企業のうち、韓国サムスンが5337件の出願でトップに立ち、ファーウェイが4744件の出願で世界第2位となり、韓国LGが4464件、そして米国のクアルコムが2939件でそれぞれ第3位と第4位に名を連ね、そのほか、寧徳時代が1305件の出願で世界トップ10に入り、初めて2社の中国企業がトップ10入りを果たした。


2025年に、欧州特許庁が出願を受け付けた、数が最も多かった分野はコンピュータ技術で、計1万7844件であり、前年同期比で6.1%増加した。その中心的な駆動力はAI技術の爆発的な成長である。未来は、大規模AIモデル、汎用AI、量子コンピューティング及び計算インフラストラクチャを巡る特許ポトフォリオが各国の競争の核心となり、未来の経済成長を支える「原動力」となる。


デジタル通信分野における特許出願件数の増加率が最も高く、前年同期比で11.4%増加し、1万7802件に達した。5Gから6Gへの進化に伴い、標準必須特許(SEP)の争奪が益々中核なホットポイントとなる。


交通運輸は中国において特許出願の増加率が最も高い分野の一つであり、前年同期比で30%を超えている。グローバル?エネルギー転換とスマートカーの普及に支えられている。動力用バッテリー、電動駆動?電子制御、車載チップ及び自動運転技術は引き続き競争の焦点となる。


半導体分野は同様に30%超の増加率でトップとなっており、AIチップ、パワー半導体、先進プロセス及び実装技術はグローバルなサプライチェーンの制約を突破し、技術自立を実現する重要な分野となる。


企業にとっては、自社の事業特徴に合わせ、引き続き優位分野で特許ポトフォリオの構築を着実に進めるとともに、AI、半導体などの先端方向における技術の発展と特許の動向に注目し、ヨーロッパ市場への進出に際して、現地の特許環境の研究を強化し、関連制度を合理的に活用してポトフォリオ構築の効率化を図り、コンプライアンスとリスク管理を重視し、質の高い特許の育成を堅持し、多元的な方式によって特許価値の実現を促進し、より安定した形で世界的な技術競争と協力に参加してよい。