2025/3/28 17:25:56
2025年3月号
1、中国最高人民法院は2024年活動報告を発表
最高人民法院による2024年における活動報告は全体として質の高い発展に焦点を当て、司法サービス保障の強化を中心にしている。重要な措置は以下を含む。
第一に、基幹核心技術の難関攻略と産業発展の支援:次世代情報技術、ハイエンド設備、バイオメディカル、新材料などの分野における知的財産権の司法保護を強化し、イノベーション成果の転化を促進する。
第二、技術系知財権案件に対する司法保護:最高人民法院知識産権法廷は設立して6年以来、技術系知的財産権上訴案件を合わせて2万件近く結審した。そのうち、戦略的新興産業に係わる案件の数と占める割合は年々上昇し続けており、戦略的新興産業のイノベーション発展に強力な司法保障を提供している。
第三に、人工智能(AI)における法律の適用:法律に基づき人工智能(AI)に係わる紛争案件を適切に審理し、人工智能(AI)の合法的な応用を支持する;人工智能(AI)技術を利用した権利侵害行為を処罰し、規範的で秩序のある発展を促進する。
第四に、イノベーション保護の更なる強化:悪意の権利侵害で情状が重大な案件に対して、法律に基づき懲罰的損害賠償制度を適用し、抑止効果を高める;法律に基づき「新エネルギー自動車のシャーシ」に係わる技術ノウハウ侵害案件を審理し、6億4千万元の損害賠償金額を判決したとともに、遅延損害金の算定基準を明確にし、裁判判決文の着実な執行を推進し、企業の核心技術の権益を確実に保護する。
第五に、ハイレベルな対外開放の支援:渉外民商事案件を前年同期比6.1増の2万6千件審理した;商事仲裁司法審査案件を前年同期比11.7増の1万8千件を結審した;国際司法共助案件を前年同期比15.4増の5644件処理した。中外当事者の合法的権益を平等に保護した。
2、三友商標部の孫慶華部長は広東商標ブランド年次総会に招待され、経験を享有
近日、広東商標協会が主催する第3回広東商標ブランド年次総会が成功裏に閉幕した。粤港澳大湾区(広州、仏山、肇慶、深セン、東莞、恵州、珠海、中山、江門の9市と香港、澳門<マカオ>両特別行政区によって構成される都市クラスター)からの400社以上の著名企業、行政機関、学院?高校、業界協会、サービス機構などの分野の専門家が一堂に会した。
三友商標部の孫慶華部長は招待され、三友がスマート化ツールを利用して商標法律サービス及び知財権業務管理をエンパワーメントする探索経験を共有し、いかに最先端AI技術を用いて業務フローを再構築し、効率と作業品質を向上させるか具体例を紹介した。
同年次総会で、三友はその商標ブランド構築分野における39年間にわたる卓越した貢献により、「鳳鳴天下高価値商標ブランド(企業)」の称号を授与された。