2025/11/4 9:58:14
2025年9月号
1、「量的増加」から「質的向上」へ:中国知的財産保護、新たな段階へ
国家知識産権局は、特許の治理と保護を全面的に強化し、知的財産権を「量的増加」から「質的向上」へ転換することを推進している。根本から、異常な出願を厳しく規制するとともに、審査指導サービス案例データベースを構築し、イノベーション主体及び代理機構による出願の品質を向上させている。重点分野では、審査周期が2017年の22ヵ月から2024年の15.5ヶ月に短縮され、世界最速水準に達した。人工知能(AI)、次世代通信などの産業では、柔軟性とフレックスがより一層重視されている。
保護の面では、届出企業が累計16万社を超え、そのうち、外資系企業が9000社に近く、内外資への同等の保護が確保されている。海外では、63ヵ所の保護センターが設けられ、337調査、越境ECトラブルなどの困っていることに焦点を当て、モニタリング?早期警戒、対応指導を提供している。
審査メカニズムの最適化が持続的に進められ、拒絶査定不服審判及び無効審判案件の周期が著しく短縮され、無効審判案件の場合は10年連続で6ヶ月以内にキープされ、2025年の上半期における特許審査結審の正確率は95.5に達した。
重点産業による突破と支持を目指し、国は人工知能(AI)産業の発展ニーズに焦点を当て、『特許審査指南』の改訂は、3回連続で人工知能(AI)に焦点を当て、進歩性の審査基準を明確化するとともに、倫理及び「ブラックボックス」問題に対する審査ルールを導入した。審理方式のイノベーションを進め、現場審理、遠隔審理、巡回審理、共同審理というように多角的に対応している。
また、さらに、ビッグモデル技術を審査補助に応用し、対比?検索効率の向上を図っている。
全体を見ると、中国では、「高品質、高効率、フルチェーン、国際化」的な知的財産保護の新たな構図が形成されており、科学技術の自立自強及び産業競争力の向上に堅実なサポートを提供している。
2、典型案例から国際交流へ 三友、第15回中国国際商標ブランドフェスティバルで業界風采再呈
(1)三友、複数の名誉賞を受賞
第15回中国国際商標ブランドフェスティバルが近日、円満に閉幕した。三友は今回の盛会で再び好成績を収め、複数の栄誉を獲得した。そのうち、三友が代理した「龙集采」シリーズ商標権に係わる無効審判請求行政紛争案件は、「2024年度商標代理典型案例」に選ばれ、そして、三友は「2025商標ブランドフェスティバル貢献賞」も受賞した。中国商標協会の指導の下、知産宝が『中華商標』雑誌社と共同で発表した「2025商標代理サービス能力データ統計600」ランキングにおいて、三友は再びTop600入りし、かつ、5A級商標代理機構に選ばれ、三友の専門的水準と業界での影響力を示している。

案件代理弁護士張雪、胡淼が受賞

三友商標部部長の孫慶華(左から6名目)が代表として受賞

5A級商標代理機構
(2)三友サロンの素晴らしい振り返り
太原で開催された商標フェスティバルの期間中、三友サロンが円満に開催され、「科学技術の発展によるビジネスモデルの再構築」に焦点が置かれた。同活動は中華商標協会が指導し、三友が共催したものであり、学術界、法曹界、監督管理業界及び企業界のエリート達が集まり、商標権利付与、権利の確定、権利行使などの核心的な議題について深く検討し、共に対策を議論した。これは、三友が10年連続で中国国際商標ブランドフェスティバルのために高品質なテーマサロンを催したのである。

三友の参会者が記念写真
(3)三友、日中商標交流大会の開催を支援
商標フェスティバル開催期間中、日中商標交流大会が併せて開催された。中華商標協会の馬夫会長が出席して講演を行い、会議は三友の党暁林総経理が司会者を務めた。三友チームは最初から最後まで専門的な通訳支援を提供し、ベテラン弁理士の陳琳陽は、「新たな規定下における商標3年間の不使用による取消申請のリスクと対応」をテーマに、国内外の来賓と深く意見交換を行い、実務経験や運用戦略を共有した。

来賓が記念写真
(4)サブフォーラムの姿:三友代表者が専門性を見せる
商標フェスティバルのサブフォーラムにおいて、さらに、三友の優秀な代表者が司会者とゲストに招待され、企業の風采を十分に示した。三友のベテラン商標弁理士の孟如氷は「突破·共生·成長:バイオ医薬品業界における商標ブランド戦略新時代」サブフォーラムの司会者を務め、その柔らかく落ち着いた司会スタイルにより、理性的かつ効率的な交流雰囲気を創り出し、来賓から一致して肯定された。三友のパートナー兼商標部部長の何薇は、「マドリード円卓会議」の対話ゲストとして招待され、長年の実務経験と国際的な視野を踏まえ、国内外の専門家達と深く意見交換を行い、商標の国際登録やブランドの海外進出ルートについて共に検討した。


3、第14回中国知的財産権年次会議で、三友ブース、国内外の来賓を迎え
近日、第14回中国知的財産権年次会議が北京にて開催され、五大陸、数十ヵ国からのエリート達はこの場で、デジタル経済の発展の流れの中で、知的財産の価値実現メカニズムと保護モデルを共に探究した。
三友のブースは中国伝統文化の要素を巧みに取り入れ、国内外の来賓に独特な体験を提供した。
この盛会のおかげで、三友は国内外の新しい友人や古くからの友人、協力パートナーと再び顔を合わせることができたことに感謝している。引き続き、謙虚な姿勢で、知的財産分野での無限の可能性を探究していきたいと願っている。

4、三友パートナーのベテラン弁護士韓中領、2025年知的財産サービス業発展国際大会円卓対話に出席
近日、2025年中国国際サービス貿易交易会(CIFTIS)知的財産サービス業発展国際大会が成功裏に開催された。EU、フランス、ブラジル、デンマーク、日本、カメルーン、ソマリアなど20以上の国や地域からの在中大使館?領事館、商協会の代表者が大会及び交流イベントに参加した。関連政府機関、国内外のイノベーション主体、知的財産サービス機構の代表者計1500人以上がオンラインまたはオフラインの形で大会に参加した。三友のパートナー兼ベテラン弁護士?特許弁理士の韓中領は「AIによる知的財産サービスの促進」円卓対話に招待され、「人工知能(AI)による知的財産サービスの再構築の新パラダイム」を巡って知見を共有した。








